燈台草の根

大学生による日記

甘え

 結構前に読んだ幸田文のエッセイで、「過去の苦労は現在の恥だ」とあったことがずっと心にひっかかっている 
 実際、「なんであんなことが辛かったんだろう」と自分を恥ずかしく思うこともある  この思考は「今は辛くてももう少し経てばこの辛さを愚かなものだったと笑えるだろう」と自分を奮い立たせるには良いんですが、たまに、本当に辛くなってしまう
 辛いことは辛いと素直に認めて自分の能力の低さをやさしく見つめたいなあと思うこともある