燈台草の根

大学生による日記

中学生のころ

 私が通っている中学はまあまあ興廃していて、授業中に膨らませたコンドームが教室中にふわふわと漂っていました。
 所謂大人しくて地味な女子グループに属していた私はそれでもまあまあ楽しくやっていました。先生も学級崩壊状態を半ば諦めていて、週に1度は視聴覚室に移動して(全面改装して数年だったので施設は充実していました)映画を見ていました。それが結構覚えているもので、例えば『アーサーとミニモイの不思議な国』やナルニア国シリーズや、ピクサージブリ、最近のものだと、『サカサマのパテマ』、シザーハンズホームアローン、懐かしい!
 半年に一度は4種類程映画を用意して、『ピンポン』は視聴覚室、『時をかける少女』は体育館などに分かれて見ていました。
 まあそれでも教師は体罰と痴漢で二人は学校を去り、他にも謎の〝体調不良〟で退職者が出たりと、先生の精神状態も中々ヤバかったんだろうなあと想像します。