ボーイズラブ?いえ
最近、台湾のネット配信ドラマCHOCO TVのHIStoryシリーズばかり見ています。初めて見たのが『是非』なのですが、非盛哲がとても格好いい。是奕杰といる時は大学生らしいのに、シッターとしての彼は、立派な大人で、その落差が良い感じです。HIStoryシリーズは、全て男性同士のカップルを焦点に、ストーリーが進んでいきます。『是非』も離婚大叔(バツイチおじさん)と、花美小鮮肉(美青年)の恋愛模様が描かれています。(それにしても所謂イケメンを小鮮肉というんですね、なんかいいですね)
このシリーズは、ひと昔前のBLコミックのような〝男が男を好きになることへの葛藤〟がテーマではありません。もちろん、同性を恋愛対象にすることに少しの戸惑いや抵抗はありますが、そこで苦しんだり、悩んだりはほとんどしません。実際に非盛哲の母親も、「まだ未成年だから」という理由で二人の過度なスキンシップを禁止します。
台湾は少し前に同性婚を容認するというニュースで話題になりましたね。来年の5月までに法制化するそうです。これから結婚や家族制度がどのように変化するのか、気になるところです。
画像は全く関係ない、5月らしいもの
重たい魅力
円地文子の文章がとにかく好きで好きで、何冊か読みましたが、あまり図書館に置いていないので残念です。今は『虹と修羅』を読んでいますが、ああ!この重たさ!周囲にむっと立ちこめるような陰鬱な臭いには辟易としてしまいます。しかし、美しい形容との釣り合いの良さにはもううっとり。癖になる本だと思います。
初めての円地文子は『女坂』でしたが、読み進めるのがしんどくて、少しずつ薄く削るように読んでいました。今では結構慣れてしまい、もっともっとと読んでしまいますが、それでも軽いエッセイなどを読んだ後だとやはりその落差を感じます。
全集を手に入れたいのですが、取り扱いが少ないですね。ただ、円地文子が現代語訳した源氏物語は揃えました。
次は安房直子について書きたいです。
文章を生むことの愉快と横柄さ
指定校推薦で大学が決まっていた私は、お正月休みをだらだらと引きずるような、卒業式までの長い自由登校期間をもて余していました。
1日1日がぎゅっと縮んですぐに1週間が経ちます。あっという間に2月になると、さすがに、この無為な毎日に危機感を覚えました。かといってアルバイトはしたくないし、どうしたものかと考えていたのですが、クラウドソーシング、という方法を見つけました。 私でも、キュレーションサイトの記事作成なら出来ると確信しました。率直に言って、それらはお粗末なものばかりだと思っていたからです。しかし、これがやってみると中々難しい。やたらなことは書けないし、引用するサイトの信憑性も確認しなければいけないし、何より、1文字0.5円以下、という記事が大多数で、書けども書けども大したお金にはならない。それでも数記事書いたのですが、空しくなってしまいました。
また、気持ちの問題もあります。「あどけなさを感じるメイクや髪型」というテーマで記事を作成したときのこと。大人の女性がわざわざそんなことしなくても、と思いましたが、4000文字以上という条件の中では書きやすそうだったので選びました。やっぱりなんだかもやもやした気持ちが残り、これで1500円か…とがっくりきました。まあとにかく時間はあるし、お金は無いので、書くのですが、サイトが希望する記事のまとめ方と、自分の考えとが全く異なると、嫌いな食べ物を鼻をつまんで呑み込むような、そんな心地がしました。
ただ、それによって、自分が様々なものに対して無意識にせよ、一応何かしらの意見や考えを持っている、と気づけました。私のようなぼんやりした人間は、機会が無いと自分の考えを他人と比べ、客観視することが無いので、自分の考えをまとめる練習になりました。
また、「文章でお金を稼ぐ」ことは、作家やコピーライターなどの一部の人達だけでないと気付けたのは、新鮮な喜びでした。普通の学生やフリーター、主婦が、文章を書いて報酬を受け取る、何だか不思議な感じがしました。
大学生になった今でも、テーマが軽くて1000文字程度の記事を月に12本作成しています。もう、ほとんど作業みたいなものですが、1ヶ月の昼食代位にはなるのでぽつぽつとしています。
将来への展望もなく、いつまでも小さい子どものようなわがままと傲慢で不満を叫んでいる自分が情けなく、嫌いです。しかし、どんなに拙く、極々少額でも、自分の書いた文章を評価してもらえるということは素直に嬉しくて、ほんのちょっぴり働く自分が想像出来たような気がしました。
文章を書くということは、程度の違いこそはあれ、自分を表現することだ、なんて傲慢な、と思います。また、控えめながらも主張の強い、扱いにくく、退屈になりがちなものでもあります。しかし、その主張を魅力あるものにしたいですし、その作業はとてもおもしろい。
アントニオ・タブッキの『島とクジラと女をめぐる断片』で、最近読んでいます。タブッキの仕掛ける魅惑的な断片が繋ぎ合うようなないような不思議な感覚が好きです。
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妄想
ウィリアム・モリスのいちご泥棒の柄のポーチ 本当は自分の部屋の壁紙をこれに張り替えたいのですが、妥協?してがま口を買いました
中には、化粧品(innisfreeのパウダー、NARSのリップ、色つきのワセリンなど)と、錠剤(風邪全般の症状を抑える)と目薬ふたつ(充血を解消するもの、強い清涼感があるもの)、小ぶりの櫛、手鏡
がま口をごそごそして何かを取り出すのは楽しいですね
最近混雑中の電車で妄想するのは、もしも自分が事故や急な病気で倒れて、病院に運ばれたらコンタクトレンズをとってくれるのか、という問題です その日の夜中や翌朝に意識を取り戻したらどんなにぱりぱりか…。想像するだけで辛いです 実際はどうなんでしょう?
小学校低学年頃からこんな妙な妄想をする癖があります てるてる坊主が吊るされるのは一年で何月の何日が一番多いのか、とか しょうもないことばかり
ここ2日ばかり、冷えますね 暖かくしてご飯食べて寝ます ご飯食べていない時以外は常に空腹な気がします 寝ている時以外はずっと眠いのと同じかな