燈台草の根

大学生による日記

4/9 雑記

 4/6 健康診断でした。採血でくらくら、気持ちの悪い汗がにじみ、慌てて外に出る。もちろん、パーテーションで仕切られた横になれる休憩室もありましたが、とにかく新鮮な空気を吸いたくて、暗い視界で階段を降ります。すぐに楽になり、トマトジュースを買ってしばらく座っていました。高1でした時は全く問題無かったのに不思議ですね。

 4/8 ちょっと寒い、まだ布団が気持ちよい日曜の夜です。怒涛の1週間でした…。正直、毎日通学するだけでも疲労します。電車に乗っている間は大抵本を読んでいますが、『擬』はふらふらでした。明日はロダーリの本を持っていこう。ジャンニ・ロダーリの本は読むたびに誰かにプレゼントしたくなりますね。痛快なオチなんて無いです。ただあの優しくおかしい世界にとっぷり浸かる、のんびりした気分を味わうのが好きです。
 本をプレゼントする、昔から憧れでした。しかし、実際は小3の時に母の枕元にエンデの『モモ』をそっと置いたことくらいしかありません。しかも全く手伝いもしないくせに「忙しい母にゆっくり時間を生きる大切を知って欲しい…」という気持ちからです。やばいです。母には本を読む時間すらありませんでしたし、そもそも読書が好きではありませんでした。
 プレゼントとはどうしても独り善がりになってしまいがちですが、本はよりその傾向があると思います。私は人に本を紹介することすらほとんどしません。相手は興味ないのに、私のために読んでくれたとしたら大変申し訳ないし、お互い気まずくなりそうだからです。
 「読書が好き」と言うと結構自分の好きな本を勧めてくれる人もいます。谷崎潤一郎の『乙女の港』は良かったなあ。
 お休みなさい
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去年の夏はこれで乗り切った、とまで言えるさらさら毎日トマトがまた売っていた!これ大好きです